どうも、スマホ大好きブロガーのくろうぇぶ(@kuroweb_net)です。
ハイスペックなスマホが登場するようになり、スマホで高画質3D ゲームを楽しむことが一般的になってきました。
ただし快適に楽しむためには、高価格スマホじゃないとまともに動作しないことが多いのも事実。
iPhoneXS Maxは最安値でも12万円以上するし、分割購入しても負担になりますよね。
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それが、Xiaomiの「Pocophone F1」です。
3万円台で購入できるのに、10万円台のスマホと同じ性能を持っている、ということで注目が集まっています。
Xiaomi は中国企業ではありますが、非常に高品質なスマホを低価格で販売している実績あるメーカーなんですよね。
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処理速度のほかにも、カメラ性能やスマホ本体の作り込みにも力が入っていて、非常にオススメできる一品になっています。
というわけで今回の記事は「【Xiaomi Pocophone F1 購入レビュー】ソフバン・ドコモで使える低価格おすすめゲーミングスマホ」について書いて行きます。
タッチできるもくじ
スペックをチェック
Xiaomiの「Pocophone F1」は2018年8月に発売されたスマホで、3万円台での販売にも関わらずSnapdragon845という高性能CPUを搭載しているのが最大の特徴です。
詳細なスペックは以下の表を参照してください。
製品情報 | |
---|---|
型番 | Xiaomi Pocophone F1 |
発売日 | 2018/8 |
発売価格 | 38000円 |
Antutuスコア | 総合スコア:290000点 GPUスコア:126000点 |
備考 | |
基本スペック | |
OS | MIUI for Poco(Android8.1ベース) |
CPU | Snapdragon 845 2.8GHz |
GPU | - |
メモリ | 6GB/8GB |
ストレージ | 64GB/128GB/256GB |
備考 | 液冷システム採用 |
カメラスペック | |
リアカメラ | 12MP + 5MP |
フロントカメラ | 20MP |
備考 | AIカメラ採用 |
本体デザイン | |
画面サイズ | 6.18インチ |
画面解像度 | FHD+/2246 x 1080 |
大きさ | 155.5 x 75.2 x 8.8 mm |
重量 | 182g |
備考 | |
ネットワーク関連 | |
3Gバンド | 1/2/5/8 |
4Gバンド | 1/3/5/7/8/20/38/40/41 |
docomo回線 | △ |
softbank回線 | 〇 |
au回線 | × |
SIM | NanoSIM x 2 |
DSDV | 対応 |
VoLTE | 対応 |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 |
電源関連 | |
バッテリー容量 | 4000mAh |
急速充電 | QC3.0 |
USBポート | USB TypeC |
備考 | |
その他 | |
MicroSDカード | 対応 |
イヤホンジャック | 対応 |
指紋認証 | 対応 |
顔認証 | 非対応(日本以外の地域設定にすると使える?) |
付属品 | 保護ケース、充電器、充電ケーブル、説明書類、SIMピン、 |
備考 | 最初から保護ケースが付属 |
パッケージと付属品をチェック
それではパッケージと付属品を見ていきましょう。
外箱はブラックとイエローのカラーリングでスポーティな雰囲気です。
今回入手したのはメモリ6GB/ストレージ64GBのグローバル版で、箱にもグローバル版と表記されていることがわかります。
付属品は、スマホ本体、充電器、充電ケーブル、SIMピン、書類一式。
さらに最初から保護ケースが付いています。
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フィッティングも非常に良い感じでこのまま使い込んでも大丈夫な仕上がりですね。
艶消し仕上げであるPocophone F1をツヤツヤボディに変身させてくれるのと、スマホを持った時のグリップ力が上がるので使い勝手も非常にいい感じ。
付属の充電器は急速充電に対応しているモデルで、普通に購入すると良いお値段します。
それが最初から付属しているのはお得感がありますね。
プラグ形状が海外仕様なのが残念ですけど、変換アダプタを噛ませれば問題なく使えます。
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本体デザインをチェック
今回購入したのはブルーモデルで、落ち着いたカラーリングなので使いやすい色になってます。
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プラスチック系の素材が使われているそうですが、決して安っぽさはありません。
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側面の仕上げを見てもこだわりのあるデザインになっていて、とても3万円台のスマホとは思えません。
画面サイズ
6.18インチという少し大きめの画面を搭載、フルHD+(2246 x 1080)という解像度のディスプレイを採用していて、写真や映像の描写もとってもキレイです。
どの角度から見ても発色が良いディスプレイですね。
写真をよく撮影する方でも十分満足できそうです。
大きさと重量
iPhoneXよりも一回り大きなディスプレイは、持ちやすさと大画面の快適さを両立した素晴らしいサイズ感。
片手でギリギリ操作できる絶妙な大きさで、これ以上大きくなると普通のスマホとは違った使用感になってしまいそう。
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厚みはiPhoneXよりもほんの少しだけ分厚い8.8mmですけど、気になるようなものではありません。
重量は「182g」で、画面・バッテリー容量の大きさを考えると軽量な仕上がりと言えますね。
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基本スペックをチェック
Pocophone F1には「MIUI fo Poco」が搭載されていて、これはAndroid8.1をベースにカスタマイズされたもの。
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フルスクリーンモードという機能もとっても便利で、なんと「ナビゲーションバー」を完全に消すことができちゃいます。
ナビゲーションバーの代わりにジェスチャー機能で「戻る」「ホーム」「最近使ったアプリ」を表示することができるようになります。
片手操作をするときに便利なのが、エッジスワイプで「戻る」ができることです。
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CPU性能
Pocophone F1にはSnapdragon845というCPUが搭載されていて、これが10万円代のハイエンドスマホによく採用されてるCPUなんですよね。
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Snapdragon845が一体どれほどの処理速度を備えているのか実際にチェックしていきましょう。
Antutuスコアでチェック
それでは「Antutuベンチマークアプリ」を使って処理速度を調べてみましょう。
総合スコアは290000点
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2〜3万円で購入できるスマホで多いのが、総合スコア10〜13万点なのでビックリしちゃいますよね。
10万円近くするハイエンドスマホと同じ処理速度を本当に備えているみたいです。
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GPUスコアは126000点
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2~3万円台のスマホのGPUスコアの平均が30000点前後なので、3倍以上のゲーム性能ということになりますね。
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実際にプレイしてみた
荒野行動でテストプレイしていきます。
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「荒野行動」を高画質設定でも快適にプレイ可能
設定は「高画質」「忠実」「60FPS」という最高設定を組み合わせてもサクサク動作してくれました。
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独自の液冷システムが仕事してくれる
Pocophone F1には独自冷却システムを採用しているので発熱の心配をする必要がありません。
長時間プレイするとどうしても発熱してしまいますが、パフォーマンスが低下するようなアツアツ状態にはなりませんでした。
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メモリとストレージ容量
Pocophone F1には複数のラインナップが用意されていますが、メモリ6GB/ストレージ64GBで十分だと思いました。
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ストレージ容量についても、特別な使い方をする予定が無ければ64GBで十分ですからね。
Pocophone F1の魅力は低価格&ハイスペック、余分な性能は削って購入金額を安く抑えちゃいましょう!
カメラ性能をチェック
カメラ性能で注目したいのは、Xiaomi社独自のカメラAI機能が搭載されていることです。
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カメラAIが優秀で、特別な設定をしなくてもキレイな写真を撮影できちゃいます。
カメラAI ON
カメラAI OFF
カメラAI ON
カメラAI OFF
カメラAI ON
カメラAI OFF
使ってみた感想としては、自然な色調で少しだけ色鮮やかにしてくれるのかな?という感じ。
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カメラAIも良い仕事をしてくれていますが、1200万画素+500万画素のデュアルカメラもイイカンジ。
ズーム撮影の写真はあまり得意ではないようですが、風景写真や近距離撮影をするだけならあまり関係ありませんよね。
くろうぇぶ
純正のカメラアプリでこれだけキレイな写真を撮影できれば御の字ではないでしょうか。
実はインカメラにも力が入っているのですが、撮影するものがありませんでしたので今回のレビューでは割愛ということで。
くろうぇぶ
電源関連をチェック
Pocophone F1には大容量バッテリーが採用されていて、バッテリー容量は4000mAh。
iPhoneXS Maxのバッテリー容量は約3000mAhなので、Pocophone F1の方が大きなバッテリーを内蔵していることになりますね。
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充電方法はUSB-C端子から行います。
バッテリー容量が大きいので充電速度が気になるんじゃないでしょうか?
くろうぇぶ
付属の電源アダプタもバッチリ急速充電に対応してますから安心です。
「64% → 74%」の充電に掛かった時間は約10分。
バッテリーの容量を考慮するとかなり早い充電速度ですね。
対応バンドをチェック
Pocophone F1 の対応バンドをチェックしていきましょう。
対応バンド
3Gバンド1/2/5/8
4Gバンド1/3/5/7/8/20/38/40/41
ドコモ回線は繋がりますが、場所によっては繋がりにくくなります。
docomo回線の必須バンド | |
---|---|
LTE(4G)バンド | 1/3/19/21/28 |
3G(W-CDMA)バンド | 1/6/19 |
表中の太文字のバンドに対応していると快適に利用できます。 |
プラチナバンドに非対応なのが痛いところで、地下や山間部で電波が繋がりにくいかもしれません。
実際にOCNモバイルONE(ドコモ系MVNO)でテストしましたが、大麻府内なら概ね良好な電波状況でした。
地下鉄でも電波ビンビンだったので都心部利用であれば問題なさそう。
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ソフトバンク回線にはフル対応、メインスマホとして活躍できます。
softbank回線の必須バンド | |
---|---|
LTE(4G)バンド | 1/3/8/28/41 |
3G(W-CDMA)バンド | 1/8/9 |
表中の太文字のバンドに対応していると快適に利用できます。 |
必須バンドに全て対応しているので、平地や山間部でも問題ありません。
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au回線では常用するのは厳しいです。
au回線の必須バンド | |
---|---|
LTE(4G)バンド | 1/11/18/26/28/41 |
3G(CDMA2000)バンド | BC0 |
表中の太文字のバンドに対応していると快適に利用できます。 |
必須バンドに対応していないので利用するのは難しいですね。
サブ機として利用することもあまりおすすめできません。
くろうぇぶ
その他細かな部分をチェック
MicroSDカードで最大256GB拡張できるようになっています。
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SIMスロット②と共有するタイプのMicorSDカードスロットなので、デュアルSIMで運用する方は注意が必要かもしれません。
イヤホンジャックは使い勝手の良い本体上部に設置。
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有線イヤホンに対応しているだけでも十分ではありますが、使い勝手のいい配置なのも素晴らしいですね。
精度の高い指紋認証センサーは本体背面にあるタイプ。
画面ロックの解除のしやすさという点で、このセンサー配置は最適ですね。
くろうぇぶ
顔認証は日本だと使えないかも。
残念ながら地域設定を日本にしていると、顔認証の設定項目が消えてしまいます。
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まとめ
Pocophone F1について記事をまとめてきましたが、いかがでしたでしょうか?
良い点、気になる点をまとめると以下のようになります。
良い点
3万円台で買えるハイエンドスマホ。
Antutu総合スコア260000点超えの圧倒的処理速度カメラ性能も文句なし(画質、カメラAIともにバッチリ)
MIUIのジェスチャー機能の操作性が素晴らしい。ソフトバンク回線に完全対応。
ドコモ回線はサブ機としてなら使える(プラチナバンド非対応なのが辛い)
気になる点
顔認証が使えない(地域設定を日本以外にすると利用可能)
背面が少し安っぽく感じるかも(個人的には問題ない仕上がりだと感じましたが)
Amazonから購入すると少し割高感のある値段設定。
au回線で利用するには厳しい対応バンド。
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くろうぇぶ
いくつか気になる点も出てきてはいるものの大きなデメリットではありませんので、気になる方は購入してみてはいかがでしょうか?
以上、くろうぇぶ(@kuroweb_net)でした。
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