どうも、くろうぇぶ(@kuroweb_net)です。
圧倒的大画面が素晴らしい「Xiaomi Mi Max 3」が手に入りましたので、記事にまとめていきたいと思います。

今回購入したのは「Xiaomi Mi Max 3 グローバル版」で、メモリ4GB/ストレージ64Gbのブラックモデルをチョイスしてみました。
Snapdragon636はミドルクラスのSocで、メモリ6GBはちょっとオーバースペック&価格がちょっとお高め。
というのもありまして4GBモデルにしましたが、結果からすると全く不満無く快適に動作してくれています。
本記事は「【Xiaomi Mi Max 3 購入レビュー】低価格大画面スマホならこれ!6.9インチなのにモバイル性抜群なファブレット」についてまとめていきたいと思います。
タッチできるもくじ
Xiaomi Mi Max のスペック
製品情報 | |
---|---|
型番 | Xiaomi Mi Max 3 |
発売日 | 2018/7 |
発売価格 | メモリ4GBモデル:350ドル メモリ6GBモデル:400ドル |
Antutuスコア | 119000点 |
備考 | |
基本スペック | |
OS | MIUI10 Android8.1 |
CPU | Snapdragon 636 |
GPU | ー |
メモリ | 4GB/6GB |
ストレージ | 64GB/128GB |
備考 | |
カメラスペック | |
リアカメラ | 12MP + 5MP |
フロントカメラ | 8MP |
備考 | AIカメラを搭載 |
本体デザイン | |
画面サイズ | 6.9インチ |
画面解像度 | FHD+ 2160x1080 |
大きさ | 縦:176.15mm 横:87.4mm 厚み:7.99mm |
重量 | 221g |
備考 | |
ネットワーク関連 | |
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | Bluetooth5.0 |
デュアルSIM | 対応 |
DSDV | 対応 |
VoLTE | 対応 |
対応バンド | 【メモリ4GBモデル】 2G:B2/B3/B5/B8 3G:B1/B2/B5/B8 4G:B1/B3/B4/B5/B7/B8/B20/B38/B40 【メモリ6GBモデル】 2G:B2/B3/B5/B8 CDMA2000:BC0 3G:B1/B2/B5/B8/B34/B39 4G: B1/B3/B4/B5/B7/B8/B20/B34/B38/B39/B40/B41 |
docomo回線 | △ |
softbank回線 | ○ |
au回線 | ✕ |
備考 | |
電源関連 | |
バッテリー容量 | 5500mAh |
急速充電 | 対応 |
USBポート | USB-C |
備考 | |
その他 | |
MicroSDカード | 対応 最大256GB |
イヤホンジャック | 対応 |
指紋認証 | 対応 |
顔認証 | 非対応 |
付属品 | USB-Cケーブル、電源アダプタ、SIMピン、取扱説明書 |
備考 |
パッケージと付属品
それではパッケージと付属品を見ていきましょう。
6.9インチ大画面なスマホのためか、外箱からしてかなりのサイズ感。
グローバル版との表記がありますね。
長旅を経て日本に到着したので箱はちょっぴり凹んじゃってます。
海外通販だとよくあることことなので割り切りましょう。
それでは箱を開けていきましょう。
箱いっぱいに納められたXiaomi Mi Max 3 とご対面。んー、でかいですな。
付属品はシンプルなもので、急速充電に対応する電源アダプタとUSB-Cケーブル、説明書、SIMピンなど。
電源アダプタは海外使用のプラグのものが付属。
日本仕様の電源アダプタが付属しているものだと考えていましたが甘かったです。 他の購入レビューなどを見ていると日本仕様の電源アダプタが付属している人もいるので、購入先によって変わるのかもしれません。
少なくとも日本Amazonから購入する分には確実に日本仕様の電源アダプタが入っているはずです。
USB-Cケーブルはいたってシンプルなもので日本国内でも問題なく利用できております。 残念ながら保護フィルムやケースは付いていませんでした。
最近のトレンドだと、最初から付属していることが多いので少し期待していたのですがちょっぴり残念。
Xiaomi Mi Max 3 の性能をチェック
MIUI10の完成度が素晴らしい
「MIUI10」とは、XiaomiがAndroid8.1をベースにカスタマイズしたもので、バージョンアップを重ねて遂にMIUI10になりました。
MIUIが登場した当初は、iPhoneを強く意識したレベルの低いOSだなぁ、という印象がありましたがMIUI10ではそんなこと全く感じさせない素晴らしいクオリティに仕上がっています。
独自のジェスチャー機能が追加されたり、ナビゲーションバーを排除したフルスクリーンモードが実装されたり。Androidをより楽しく快適に使うことができる、そんなOSに進化しているのでぜひ一度使ってみて頂きたいです。
細かなMIUI10の特徴や実際の操作感につきましては、別記事でじっくり解説できればと思います。
Snapdragon636はミドルクラスだけど必要十分な処理速度
Xiaomi Mi Max 3 の心臓部にはミドルクラスのSoCとして定評のあるSnapdragon636が搭載されています。
Snapdragon636は最大1.8GHz駆動の8CoreモデルのSoCで、ゲーム性能に関わるGPUにはAdreno509を採用。
Antutuスコアで総合性能をチェック
Antutu総合スコアから予想できる動作見込みは以下の表で確認できます。
総合スコア | 見込み動作 |
---|---|
0~30000 | 5年以上前の旧型スマホ。常用するには厳しい。 |
30000~50000 | メールや電話メインであれば使える。 ゲームや動画は厳しい。 |
50000~70000 | 軽いゲームや動画を楽しむことができる。 FHD画質の動画再生は厳しく、カクつくことがある。 |
70000~150000 | 特に不便もなく、普通に使える。 重たい3Dゲームではカクつくことがある。 |
150000~200000 | 特に不便もなく、普通に使える。 ほぼ全てのゲームを快適にプレイできる。 PUBGやフォートナイトなどを最高画質でプレイするとカクつくことがある。 |
200000~300000 | 2017~2018年前半ではハイエンドクラス。 重たい3Dゲームのプレイも全く問題なし。 |
300000~ | 2018年後半から登場したハイエンドクラス。 重たい3Dゲームも全く問題なし。 |
Antutu総合スコアは119241点

性能評価アプリとして定番の「Antutuベンチマーク v7」で計測してみました。
総合スコアは119447点で、総合的な処理速度でいうとミドルクラスであることが分かりますね。
本格的な3Dゲームは苦手かも
GPUスコアが21313点というのが少し残念なポイントで、最低でも30000点を超えてほしかったところ。
理由としては、このGPUスコアが3Dゲームの動作速度にモロに響いてくるのと、30000点を超えると快適に動作する3Dゲームアプリの種類が多くなるからですね。
ゲーミングスマートフォンとして購入するには少々スペック不足であることは言うまでもないでしょう。 荒野行動をプレイしてみましたが、「バランス・高画質モード」だとカクついてしまい快適とは言えない操作感。
最低限プレイするためにも画質設定は「なめらかモード」で妥協する必要がありますね。
ネットサーフィンや動画視聴などの普段使いはかなり快適
幸いなのはCPUスコアが56178点と高評価ということで、ネットサーフィンや動画視聴のような普段使いではパワフルで不満に思うことが全くありません。
実際に使用してもカクつくことはほとんどありませんし、何より圧倒的大画面であることでネットサーフィンが物凄く快適。
ゲーミング用途ではない方、大画面スマホをお探しの方なら処理速度にも十分満足できるでしょう。
メモリ4GB/ストレージ64GBモデルでも大満足
Xiaomi Mi Max 3にはメモリ4GB/ストレージ64GBモデルと、メモリ6GB/ストレージ128GBモデルの2種類存在します。
今回購入したのはメモリ4GB/ストレージ128GBという下位モデルではありますが、不満に思うような動作は一切ないので下位モデルがオススメ。
画面分割機能をフル活用して、動画視聴しながらネットサーフィンをしてもビクともしないのでメモリ4GBで十分ですね。
カメラ性能をチェック
AI付きのデュアルカメラがとってもキレイ
デュアルカメラを搭載するのが最近のトレンドで、Xiaomi Mi Max 3にもデュアルカメラが付いています。 中でもXiaomiの場合はカメラAIという、撮影した写真を自動でキレイに調整してくれる便利機能が用意されていて、適当に撮影するだけでキレイな写真になります。
自動調整といっても派手な色調にはならず、自然な雰囲気で少しだけ鮮やかなキレイな色味に調整してくれるイメージですね。
何枚か写真撮影してきましたので後日追記します。
Xiaomi Mi Max 3 の本体デザインをチェック
6.9インチ大画面ながらスリムなデザイン
ほぼ7インチタブレットと同じ画面サイズにも関わらず、横幅を抑えたスマートなデザインで使い勝手の良い仕上がり。 手の小さな筆者でも余裕で鷲掴みできるサイズ感が魅力的で、タブレット並の大画面ながらスマートフォンに近い使用感になっています。
表示領域はデフォルトだと狭く感じる
まるで老人向けスマホのように文字が大きく、初期設定のままだと折角の大画面が台無し。
設定アプリから表示サイズを調整したところかなり改善されましたがそれでも表示範囲は物足りません。
(DPI280に設定することこんな感じ) Chromeはタブレットのようにタブ表示してくれるようになります。
高解像度ディスプレイで描画がキレイ
6.9インチ大画面でもキレイに描画できるのは、FHD+の美しいディスプレイのおかげですね。
シャギーのない美しい文字表示は読書にもピッタリで、kindleアプリを入れて読書専用端末にしても良いと思えるぐらい。
液晶ディスプレイなので黒の表現はイマイチ
Xiaomi Mi Max 3 には液晶パネルが採用されています。
使っていて全く気にならないので、気にする必要は無いと思いますけどね。
iPhoneXと大きさを比較してみる
Xiaomi Mi Max 3(6.9インチ) と iPhoneX(5.8インチ) を比較してみましょう。
DPI調整を行ったXiaomi Mi Max 3 の方が表示領域も圧倒的に広いので、ネットサーフィンや動画視聴なんかはかなり快適です。
重量を計測してみる
軽量台の調子が悪いので後日計測します。
インターネットの接続状況をチェック
docomo系のSIMでチェック
サブ機で運用中の「OCNモバイルONE」のNanoSIMを差してテスト運用してみました。
大阪府内の平地なら問題無し
プラチナバンド非対応で心配でしたが、今のところ電波5本で安定しています。
山間部や建物の地下だと厳しくなるかもしれませんが、平地でサブ機として運用することができますね。
au系のSIMでチェック
auのキャリアSIMでテストしてみました。 メイン機で運用中のSIMのため時短で短時間のチェックのみ。
大阪府内の平地なら問題無し
平地なら電波5本掴みましたのでサブ機で運用することはできるかもしれません。
プラチナバンド非対応なのでメイン機としての運用は厳しいでしょう。
ソフトバンク系のSIMは未チェック
手持ちにソフトバンク系のSIMがありませんので未チェックです。
バンドは完全対応しているので問題無くネット接続できるでしょう。
電源周りをチェック
バッテリーの持ちはバツグンに良い
5500mAhの大容量バッテリーを内蔵するモデルなので、いくら使ってもバッテリーが減りません。
急速充電に対応している充電器であればストレス無くフル充電できますね。
Xiaomi Mi Max 3 がモバイルバッテリー代わりになる?
今回はテストできていないのですが、Xiaomi Mi Max 3 と他のデバイスをUSBケーブルで接続することで、Xiaomi Mi Max 3をモバイルバッテリー代わりにすることができるそうです。
後日テストしてみたいと思います。
その他の詳細をチェック
MicroSDカードスロットはNanoSIMスロットと共用
MicroSDカードスロットはこんな感じでNanoSIMと共用するタイプになっています。 試しにMicroSD 128GBをセットしてみたところ、特に問題もなく認識してくれました。
イヤホンジャックは本体上部にある
薄型デザインではありますがイヤホンジャックも残されていますね。 イヤホン側のバッテリー残量などを気にせず、有線イヤホンなら挿すだけで使えるので便利なんですよね。
Bluetoothイヤホンも良いんですけど、有線はまた違った魅力があるのでイヤホンジャックが残っているのが有り難いことです。
指紋認証の精度・速度ともに問題なし
本体背面に指紋認証センサーが付いているタイプで、軽く触れるだけでロック解除してくれます。
今回の記事では「【Xiaomi Mi Max 3 購入レビュー】低価格大画面スマホならこれ!6.9インチなのにモバイル性抜群なファブレット」についてまとめていきましたが、いかがでしたでしょうか?
良い点、気になる点をまとめると以下のようになります。
【良い点】
1.圧倒的大画面が素晴らしい
2.普段使い用途ならサクサクな動作速度
3.半端ないバッテリー駆動時間
4.30000円台で購入できるコストパフォーマンスの高さ
5.イヤホンジャックが付いている
【気になる点】
1.ゲーミング用途にはGPU性能が不足気味
2.有機ELディスプレイのような美しさはない(そこまで気にする必要は無いと思いますが念のため)
3.DPI設定の幅が狭い(PCを使えばタブレット並の圧倒的な表示領域を実現可能)
4.顔認証を使えるようにしてほしかった(地域設定を日本以外にすると使用可能?)
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