
先代モデルのKeyoneは物理キーボード付きスマホとして、かなり完成度の高い製品でした。
【Blackberry Keyone レビュー 2019年版】ブログ執筆のサブスマホとして購入【指紋認証が便利】
しかしスペック不足によるカクツキの発生や、ミニマムなキーサイズによる使いづらさなど、いくつか気になるポイントがあります。


それが「Blackberry Key2」です。
Blackberry Key2は、Snapdragon660を搭載してスペックアップするだけでなく、キーサイズの大型化やSpeedKeyの搭載をするなどしており、非常に完成度の高いスマホに仕上がっています。
本体重量も168gに軽量化していて、Blackberry Keyoneの気になるポイントをバッチリ改善している製品です。

というわけで本記事では「【Blackberry Key2 購入レビュー】ブログ執筆もできる物理キーボード付きスマホ」についてまとめていきます。
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Blackberry Key2 のスペック
Blackberry Key2は、物理キーボードを搭載する4.5型のスマートフォンです。
本体スペックは以下の通りです。
品名 | Blackberry Key2 |
CPU | Snapdragon660 |
メモリ | 6GB |
ストレージ | 128GB |
OS | Android8.1 |
画面サイズ | 4.5インチ(1620 x 1080) |
バッテリー容量 | 3500mAh |
SIMスロット | NanoSIM x 1 |
外部ストレージ | MicroSDカード対応 |
カメラ | フロント(800万画素)リア(1200万画素 x 2) |
その他 | 指紋認証、イヤホンジャック、Bluetooth4.2、USB-C3.1 |
外観
本体カラーは質感の高いブラックになっています。
本体背面にはシボ加工が施され、Blackberryらしさを感じさせます。
本体フレーム部にはアルミ素材があしらわれ、高級感を演出してくれています。
サイズ・重量
Blackberry Key2のサイズは約151 x 72mmとなっています。
iPhoneX(5.8インチ)と比べるとひと回り大きいものの、キーボード付きスマホとして考えれば妥当な大きさです。
厚みは約8.5mmであり、Blackberry Keyone(9.4mm)からかなりスリム化していることが分かります。
重量は約168gとそれなりの重さですが、Blackberry Keyone(180g)から12gも軽量化しているので、かなり軽く感じられます。
付属の充電器は約49gでコンパクトなもので、一緒に持ち運んでも邪魔になりません。
液晶ディスプレイ
Blackberry Keyoneとは異なり、液晶ディスプレイは全面ガラス仕上げになりました。

Blackberry Key2の解像度は1620 x 1080、ドットの粗さは全く感じられず発色も良好です。

ディスプレイ下部にはナビゲーションバー(センサー式)が配置サれています。

本体下部にはステレオスピーカーを搭載しています。
音質は十分満足できるものでした!
キーボード
Blackberry Key2は4段式の物理キーボードを搭載しています。

Blackberry Key2・Keyoneのキーサイズを実際に比較してみると…。
『Blackberry Key2』
『Blackberry Keyone』


キーボードにはバックライトを搭載し、暗所でのタイピングに活躍します。
キートップの材質にも変更が加えられ、Blackberry Key2ではつや消しタイプとなっています。
キーボードタッチパッド機能は感度が大幅に向上したことで、ストレスなく上下スクロールができるようになりました。

インターフェイス
Blackberry Key2のインターフェイスは、デュアルレンズカメラに進化していたりイヤホンジャックを残すなど、必要どころをおさえている印象です。
右側面には左から便利キー、電源ボタン、ボリュームボタンがあります。
左側面にはSIMスロットがあります。
SIMスロットにはNanoSIM x 1、MicroSDカード x 1をセットできます。
下側面にはUSB-C、ステレオスピーカーがあります。

上側面にはイヤホンジャックがあります。
Blackberry Key2 のキーボードの使用感をチェック
AquaMozcは必須
Blackberry Key2からは『iWnn』が標準搭載となり、初期状態でのテキスト入力がマシになっています。

iWnnを使うまでもなくAquaMozcをインストールしてしまったので何とも言えませんが…。
AquaMozcでできることについては以下の記事で詳しく解説しております。
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フリック入力並みのタイピング速度
Blackberry Key2ではキートップが大型化されたことで、ブラインドタッチで高速入力ができています。

Blackberry Keyoneではキートップが小さいことによる押し間違えにストレスを感じていたので、キートップの大型化だけでも買い替えてよかったと思える神仕様です!
完成度の高いキーボード周りのデザインも、所有欲を高めてくれます。
タッチパッド精度が大幅に向上
タッチパッドの表面を軽くスライドさせるだけで、上下スクロールがスムーズに行えるようになりました。

ネットブラウジングでは勿論、マルチウィンドウモードでもタッチパッドが動作します。
ウェブページを参照しながらメモを取る、という使い方をするときにとても便利だと感じました!
Blackberry Key2 のSpeedKeyによるアプリ切替が素晴らしい
Blackberry Key2からは新機能として『SpeedKey』を搭載しています。

いつでもどこでもアプリ切替
SpeedKeyボタンと任意のキーを同時押しすると、いつでもどこでも目的のアプリを起動できるようになります。
私の場合は『SpeedKey + C(短押し)』でChromeアプリが起動するように設定しています。
『短押し』『長押し』で別々のアプリを設定できるので、登録できるアプリの最大数は52個。

他のレビュー記事では『ショートカットボタンが反応しないことがある』とありますが、最新のアップデートを適応させた当機では全く問題ありません!
ブログ執筆にも大活躍
SpeedKeyをどのように活用するかというと、ブログ執筆で大活躍します。
Chromeで参考サイトを閲覧しながらテキストエディタに入力する、という動作がスムーズになります。

マルチウィンドウとの相性抜群
SpeedKeyはマルチウィンドウとの相性も抜群です。
下側ウィンドウに対してSpeedKeyが適用され、自由にアプリ切替ができちゃいます。

Blackberry Key2 はメインスマホとして使えるスペック
Blackberry Key2ではプロセッサーがSnapdragon660にアップグレードされ、全体的な動作が軽快になりました。
メモリも6GBまで増えているので、マルチウィンドウのようなマルチタスクの快適さに大きく貢献しています。
Snapdragon660なら処理速度も十分
ブログ執筆をガッツリしていても動作に引っかかりを感じません。

電源OFFからの起動時間についても、おおよそ半分以下の時間で起動するようになりました。
Snapdragon660はミドルクラスのCPUなので、高画質3Dアプリを楽しめるほどではないものの、中程度の画質なら問題なくプレイできます。

バッテリー性能は最高クラス
Blackberry Key2は、大容量バッテリー『3500mAh』を搭載しています。
ディスプレイサイズが4.5インチと小型であることもあって、バッテリー駆動時間が長い!
BatteryMIXというアプリで仕様状況を計測してみました。

充電速度も非常に早く、1時間ほど充電すれば大体100%近くまでいきます。

Blackberry Key2 のまとめ
というわけで本記事では『【Blackberry Key2 購入レビュー】ブログ執筆もできる物理キーボード付きスマホ』についてまとめてきましたが、いかがでしたでしょうか?
Blackberry Key2は、Keyoneから正常進化していて不満ポイントがほとんどありません。

スマホでブログ執筆したい人にもオススメできる製品なので、ブロガーさんもぜひ検討してみてください。
以上、クロウェブ(kuroweb_net)でした。
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